稲田の家(設計施工:椿建築所)竣工2016年2月

土間(半屋外)スペースを持つこれからの小住宅。

東に志賀高原を望む緩やかな斜面地に建築された住宅。床面積30坪、1階LDKを出来るだけ広く確保する為に浴室、洗面室を2Fに配置し物干し場及び寝室を隣接させ廊下をなくす工夫をした。面積を抑え仕上げを統一しながらコストを抑えつつも太陽熱による暖房給湯システム「そよ風2」を採用、断熱性能を2地域対応にするなど安定した温熱環境を確保するべく予算を配分した。
 

cafe sprout(設計:アトリエアク 施工:椿建築所)竣工2016年3月

塩田平の南端、県道82号別所丸子線沿いに建つカフェ。建物は88㎡の長方形、フラットルーフ屋根に覆われたcube状で店舗では珍しい高断熱高気密仕様とし、構造材は県産カラマツ集成材を使用、暖房には諏訪産の割砕鉄平石を床下に敷き込み電熱ヒータにて温める深夜電力暖房を採用し建築における地産地消を実現している。
 

上田の家(設計:堀部安嗣建築設計事務所 施工:椿建築所)竣工2016年11月

上田市街地、遠く浅間山を望む高台に建つ住居。平屋の正方形でともすれば抽象的な印象を受けるが建築を遠景、中景、近景で捉えると印象が大きくことなる。遠景においてこの建築は気付かれずに定着している、存在すら感じさせず同化する親和性を感じ、中景からはその厳格な構成と美しさからなんだか近寄り難さを感じ、植物に誘われ近景からは素材感、開口部の設え、統一された率直なディテールよりつい触れたくなるような親しみやすさを感じる。リビングの開口部には光を操作する障子と簾戸が設えてあり使い分けることができる。改めて空間とは光との関係性が生まれて初めて成立するような気がした。