8月31日、9月1日と千曲市で開催されるリノベーション見学会題して「繕い住み継ぐ家」は築45年余りの木造住宅のフルリノベーション工事です。見学会開催を前に3回に渡りポイントを解説させていただきます。1回目はこの家独自の「玄関の役割」について解説致します。まず玄関ドアを開くと4.5畳の土間が現れますがやや広めの玄関は来客の対応を想定しています。小さな丸テーブルと椅子を置きここでお客様と座りながらお話ができます。また左手下駄箱の間に小窓が設けられておりそこを開けるとキッチンカウンターと繋がります。
キッチンタイル中央に見える小窓。「いらっしゃいませ!!」
小窓からそっとお茶を差しだことができるのです。また玄関からサッシュを開けると庭に出ることができます。金木犀やツツジなど草花の手入れがお好きな奥様が庭仕事の休憩場所としての用途も想定しています。つまり玄関ドアから庭に出る通り土間になっている訳です。
玄関ポーチにも思い入れがたくさんありますが見学会に向けて急ピッチで工事してますので当日はご期待くださいませ!!