ボタンコショウの初収穫

農ある暮らしを目指して その12

 最近日曜日早朝はもっぱら畑作業。5時前とはいえ既に農作業されている方もチラホラ。建設中のツバキ食堂で材料道具を積んでいると隣人八田さんから朝獲れキュウリをいただく。ちょっと遠くを見ると田んぼ近くにまだ靄が残る。まだ目覚めたばかりの風景を見ながら何だか良い1日の始まり。

 今日の作業はボタンコショウのネット掛け。身なりが良く収穫期が10月まで続くボタンコショウ、故に風で倒れないようネットを張っていく。現場で胴縁を積んで適当な長さに切り支柱を建てネットを掛ける。成長に応じて段階的に身をつけるのでネットを2段で掛けるのがポイントとのこと1

 ついでにミニトマトと八丁キュウリにもネットをかけておこう。

 ネット掛けを終え追肥、水くれ、草刈りを終えたら早いものから収穫していく。実は初収穫となりました!!!ボタンコショウ、丸ナス、そして17苗植えて2苗しか残らなかった福耳トウガラシも何とか身をつけてくれた!!2

この鮮やかな緑色。美しい。

 帰ってボタンコショウの味見。純子さんが郷土料理の「やたら漬け」を作ってくれた。朝八田さんからいただいたキュウリ、ミョウガ、我が畑で採れた丸茄子とボタンコショウを刻み塩昆布と味噌漬け(この日はツボ漬け)にて味付けし混ぜれば完成!!1番の心配はボタンコショウの辛み。ツバキ農園は標高430mですが標高800m前後でないと旨味辛味が足りないとの情報を目にしていたので恐る恐る試食。上出来!!!ちゃんと辛くてホッとしました。

 辛さの確認ができたのでこれからは収穫期を延ばすために剪定を勉強しボタンコショウの木を上に大きくすることを試みてみようと思っています。

  1. ボタンコショウの収穫期の様子を見ていると自分のも「本当にこんなに大きくなるのか」と心配になる。https://note.com/ye_11_0w/n/n8d9874427eb0
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  2. 亡くなった純子さんの親父さんは「福耳トウガラシほど育てるのが簡単なものはない」と言っていた。今回はおそらくアブラムシによる被害と思われるが素人にはその言葉が重くのしかかる。ちょっと恥ずかしい。 ↩︎